生産者のこだわりを知る

大地と向き合い、情熱を注ぐワインメーカーたち

「ケープ・セレクション」が自信を持ってお届けする南アフリカワインは、単なる飲み物ではありません。そこには、雄大な大地と、ワイン造りにかける生産者たちの計り知れない情熱が宿っています。

私たちは、ワインの品質はもちろんのこと、**どのような人が、どんな想いでワインを造っているのか**をとても大切にしています。私たちが直接現地へ足を運び、彼らと対話し、ブドウ畑の土を踏み、セラーの空気を感じた上で、「この人のワインを日本の皆さんに届けたい」と心から納得した生産者たちだけをご紹介しています。

**ワインに命を吹き込む「人」の物語**

南アフリカのワイナリーには、多様な背景を持つ人々がいます。代々続く家族経営の伝統を守り抜く名門、あるいは全くの異業種から転身し、新たな挑戦を続ける若き才能。彼らに共通しているのは、ブドウの生命力を最大限に引き出し、その土地ならではの個性をワインに表現しようとするひたむきな情熱です。

* **土地への深い敬意:** 彼らは、何世紀も前からそこに根付くテロワール(土壌、気候、地形などの生育環境)を深く理解し、その恵みを最大限に活かすワイン造りを行っています。時には厳しい自然と対峙しながらも、ブドウの力を信じ、丁寧な手作業を惜しみません。

* **革新と挑戦の精神:** 南アフリカのワイン造りは、伝統を重んじつつも、常に新しい技術や栽培方法を取り入れ、より高品質で個性豊かなワインを生み出すための挑戦を続けています。彼らの柔軟な発想が、南アフリカワインの多様な魅力を生み出しています。

* **サステナビリティへの貢献:** 美しい自然環境を次世代に引き継ぐため、多くの生産者が環境に配慮した持続可能な農法やワイン造りに積極的に取り組んでいます。彼らの努力が、安心してお楽しみいただけるワインへと繋がっています。

**「ケープ・セレクション」が繋ぐ、生産者とお客様**

私たちは、生産者たちの情熱とワインの背景にあるストーリーを、日本の皆様にできる限り詳しくお伝えしたいと考えています。各ワインの商品ページでは、生産者の横顔やワイナリーの詳しい情報、彼らがワインに込めた想いをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

一本のワインから始まる、南アフリカの生産者との出会いを、心ゆくまでお楽しみください。

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False Bay Vineyards(フォールス・ベイ・ヴィンヤーズ)

「本物のワインを手頃な価格で」という信念のもと、非介入主義的なワイン造りを実践しています。彼らは、低収量のブドウ畑から最高品質のブドウを厳選し、伝統的な醸造方法、野生酵母による発酵、そして酸の添加を避けるなど、最小限の介入に徹します。特に、古いブドウ樹から素晴らしいブドウを救い出し、サステイナブルな農法でその個性を最大限に引き出すことに情熱を注いでいます。彼らのワインは、ケープのテロワールを表現した、価格以上の価値を持つ「リアルワイン」です。

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Creation Wines(クリエーション・ワインズ)

ヘメル・アン・アード・ヴァレーという冷涼な地域の可能性を最大限に引き出すことに挑戦しています。彼らのワイン造りへのこだわりは、ブドウのポテンシャルを尊重した緻密な工程に表れています。例えば、特定のキュヴェでは、ブドウを果皮と共に発酵させ、新樽と古樽を巧みに使い分けながら長期間熟成させるなど、細部にわたる丁寧な仕事が、複雑でエレガントなワインを生み出します。その一本一本が、この地のテロワールを映し出す芸術作品です。

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Spice Route Wines(スパイス・ルート・ワインズ)

「スパイス・ルート」という名は、古の冒険家たちがケープを越えて航海した「スパイス・ルート」に由来します。彼らはスワートランドの乾燥した大地において、灌漑を行わない「ドライ・ファーミング」という究極の栽培法に挑戦しています。ブドウ品種を区画ごとに厳選し、低木を活かした栽培を取り入れることで、厳しい環境下で収量を極限まで落とし、凝縮感のある高品質なブドウを育みます。大地のテロワールを存分に表現した、複雑で風味豊かなワイン造りを目指しています。

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Lanzerac Wine Estate(ランザーラック・ワイン・エステート)

ステレンボッシュの歴史あるワイナリーとして、伝統と革新を融合させたワイン造りを行っています。ワインメーカーのウィナンド・グローブラー氏は、果実味、タンニン、色、アルコール度数、そして樽使いの完璧なバランスを追求することを哲学としています。ランザーラックでは、それぞれのヴィンテージでテロワールを最大限に反映させた、洗練されたワインを創り出すことに注力しており、その一本一本が地域の個性を色濃く映し出します。

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DMN Wines(DMN ワインズ)

「妥協なきワイン造り」を掲げるDMNワインズは、食事の体験を邪魔せず、その一部として楽しめるバランスの取れたワインを目指しています。彼らのこだわりは、畑での細心の注意から始まります。ブドウは手摘みされ、ワイナリーでも再度手作業で選果されます。アロマを最大限に引き出すため、夜間や早朝にブドウを収穫し、ポンプを使わず重力を利用して移動させるなど、品質を最優先する手作業を徹底。フレンチオーク樽も慎重に選び、ワイン本来の味わいを引き立てるために使用量を調整します。ヴィーガンフレンドリーで、サステイナブルな農法と醸造を実践する、まさに職人技が光るワイナリーです。

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これらの生産者の情熱とこだわりが詰まったワインを、ぜひ「ケープ・セレクション」でお探しください。

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その他ワイナリーや、訪問時の写真ギャラリーを見る

 ワイナリー訪問「Lothian Vineyards」2020.01 エルギン地区

buitenverwachting-wine-estate-logoワイナリー訪問「Buitenverwachtings」2020.01 ステレンボッシュ地区

Almenkerk Wine Estate logoワイナリー訪問「Almenkerk Wine Estate logo」2020.01 エルギン地区

neiric Wineslogoワイナリー訪問「Oneiric Wines」2020.01 エルギン地区

Paul Wallace Wines250ワイナリー訪問「Paul Wallace Wines」2020.01 エルギン地区


その他の写真ギャラリー

南アフリカのチーターファーム 「Cheetah Outreach」

ケープタウン郊外に、チーターアウトリーチという施設があります。こちらの施設では、チーターの保護、繁殖に努めており、子供の頃からここで育ったチーターは、人慣れしていて、一般の方もチーターと触れ合えるイベントを行っています。

自然の中で出会えるチーターも美しいですが、たくさんの子供チーターや、一緒に写真撮影ができる大人チーターに会えるのは、こういう施設があってこそ。

チーターと写真撮影の順番待ちまでドキドキでしたが、チーターは食後でおとなしい時間帯とのこと、無事撫でながら写真撮影ができました。ボランティアスタッフによって運営されているそうです。入場料、撮影料金、お土産商品は施設運営の寄付になります。