「 8.3つの代表的なブドウ栽培農法 」

主な方法は3種類あります。

ワインを飲む際にどのような農法で造られたか知ってから味わうと、より一層ワインを楽しめるのではないでしょうか。

①持続可能な農法 

持続可能な農法では合成化学薬品は禁止されていないが、その使用は制限される。ブドウ栽培者は病害虫の大発生を発生前に予測して防止することができるように、ブドウ畑における害虫のライフサイクルに理解を深めて天気予報に注意を払うよう推奨される。こうすることによって、単に一年を通した計画に従って薬剤散布を行うのではなく、最大の効果が得られるように散布のタイミングを計ることができるようになる。その結果、必要な散布回数は少なくなる。総合的害虫管理は持続可能な農法の重要な部分を占める。特定の害虫の天敵が畑に生息するように計らうことで害虫の個体数を自然にコントロールすることができる。これはブドウ畑の生物多様性を不可欠なものとみなす。ブドウを単一栽培するのではなく、ブドウ畑に様々な植物を生存させることによって、害虫の天敵の生息地を作り出し、植物を刈り込んで土壌を耕したときにブドウの樹に栄養分を提供できるようになる。

➁有機農法

有機農法のコンセプトには、持続可能な農法と同じものがたくさん含まれる。だが病害虫に対するより伝統的な処置の中で許可されるのは非常に限られた数のものだけで、量もごく少量しか認められない。さらに栽培者が有機農法で栽培されたブドウであることの証明をラベルに表示したい場合は、有機栽培の認証団体の認定が必要になる。世界には数多くの認証団体がある。これらの組織の多くは同様の原則に基づき活動しているが、それぞれが設定する正確な基準はわずかに異なる場合がある。とはいえ、一般的な要件として、ブドウ畑の認定を受ける前に、有機農法基準にのっとり作業を進めていく転換期間を経なければならない。

③バイオダイナミック農法

バイオダイナミック農法によるブドウの栽培は、ルドルフ・シュタイナーとマリア・トゥーンの研究をもとにしたものである。有機栽培を採用しているが、哲学と宇宙論も取り入れられている。ブドウ畑の土壌は、地球、大気、他の惑星と連続する系統の一部とみなされる。実践者は、天体と月と星の動きに一致するようにブドウ栽培の作業を行う。土壌を肥沃にし、病害を処置し、害虫を防ぐのに「プレパレーション」と呼ばれるホメオパシーの特別調合剤が使用される。バイオダイナミック農法の認定団体もある。

日本ソムリエ協会 教本参照

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8.3つの代表的なブドウ栽培農法

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